若蔵 KURA Challenge 2020
左から、執行・片田・中山・竹村・石井
メンバー紹介
NEW 製造部 竹村 21歳
瓶詰め・製品化に使用するラベル等の管理、出荷関係を担当。
自己紹介  今年初めてメンバーに加わり、企画というもの自体を経験するのが初めてだったので、自分には何ができるだろう…思っていましたが、話し合いを進めていくうちに、そんな不安よりも1人でも多くの方に好きなってもらえるようにしたいという気持ちが強くなりました!
NEW 企画部 中山 29歳
広報業務・商品POP等の製作関連を担当。
自己紹介  メンバーで意見を出し合いながら商品デザインやテーマを考える時間はすごく新鮮で、お酒造りも体験することもできたのでとても勉強になりました。このプロジェクトをキッカケに、若い人たちが「日本酒を呑んでみようかな?」と思ってくれると、とても嬉しいです。
製造部 石井 35歳
清酒製造全般を担う醸造家。
蔵チャレを通じて新しい酒造りに挑戦しています。
製造部 片田 33歳
清酒製造を担う製造部を担当。
蔵チャレでは企画業務に携わっています。
営業部 執行 38歳
旭川市内と道東の営業を担当。
蔵チャレでは運営と販売に携わっています。
商品コンセプト
4年目を迎えた今年は、初めての大吟醸酒に挑戦。
“親子”をテーマに掲げ、親への贈り物や一緒に飲んで楽しめるお酒にしたいと企画を始めました。
親や家族。
「あたりまえ」の存在や日常に感謝をし、直接は恥ずかしいけど本当は伝えたい「ありがとう」の気持ちを込めて、メッセージを化粧箱に描きました。
※1800mlには、首かけに描いています。
デザイン協力:書家・デザイナーの芭弥汰句様(旭川市在住)
大吟醸酒への挑戦について

過去3年間、甘口純米酒・純米酒・辛口純米吟醸酒を醸造し、今年は更に難易度を上げた大吟醸酒となりました。

これまで醸造したお酒との大きな違いは2つあります。
1つ目は、『純米酒』ではなく醸造アルコールを添加したお酒であること。
昨今は純米酒ブームでいわゆる「アル添酒」は縮小傾向にあります。
純米酒特有の米の風味も良いですが、アル添酒ならではの深い味わいも知ってもらいたいという願いを込めて挑戦しました。
2つ目は、使用米を北海道産米「吟風」から「きたしずく」に変更したということ。吟風とは一味違った柔らかい香味を楽しんでいただけると思います。
※「きたしずく」は、北海道で一番新しい酒造好適米です。

若蔵KURA Challengeでは、日本酒の持つ多様性を広く伝えていきたいという想いから毎年酒質を変更しています。
毎年違う酒質に挑戦することはプレッシャーでもありますが、普段会社では出来ない酒質を模索できる貴重な経験だと思い、楽しんで取り組んでいます。

今年は「親子酒」をテーマに、お酒が苦手な方でも飲みやすく家族で楽しんでもらえるような酒質を目指しました。
毎年のことですが普段、髙砂酒造で発売する酒にはない「個性的な味わい」を表現できるよう、とても悩みながら醸造しました。
一番大事な工程の麹造りや仕込みの際はKURA Challengeのメンバーにも手伝ってもらっています。仕込み後の温度管理には細心の注意を払って発酵させています。
醸造後の処理までこだわりました。通常であれば搾った原酒は滓引き・活性炭ろ過・調合・火入れ・貯蔵熟成・加水・瓶詰後火入れという精製処理を行い香味を整えてから出荷します。
今作は生酒に感じられるようなフレッシュさを残したいと考え余り手を加えないようにしました。醪をしぼった後は原酒を生のまま熟成させ、精製処理はあえて行わず瓶詰めの際に一度だけ火入れをしています。

試行錯誤の結果、やや辛口で酸味は控えめ、すっきりとした口当たりでキレの良い味わいの日本酒になりました。
香りは強すぎない「華やかな上立ち香」で、舌上でやさしく転がすと「爽やかな口中香」を感じられます。
家庭料理との相性も抜群ですので、家族団らんのお供におすすめいたします!
是非、大吟醸ならではの高級感を味わってみてください。

(製造部 石井)